学校に行きたくないと子どもが言った朝に|休ませるか・学校への連絡・相談先

学校の靴箱

  • 今朝、子どもに「学校に行きたくない」と言われた。今日は休ませていいの?
  • 一度休ませたら、明日も行かなくなるのでは
  • 学校には何と連絡すればいい?理由を聞かれたら?
  • 仕事を休めない朝は、どうすればいいの?
  • 理由が分からないまま休ませていいのか迷っている
  • 何日続いたら、学校に相談したほうがいい?
  • 休んだ日の勉強やプリントはどうなるの?
  • 誰に相談すればいいの?お金のかからないところはある?

上記のような悩みに答えます。

子どもから「学校に行きたくない」と言われた朝の、親の側の動き方をまとめたページです。文部科学省の調査では、年度の間に30日以上欠席した小学生・中学生(病気や経済的な理由などを除く)は35万4千人(令和6年度)と数えられています。検索で上に出てくる記事の多くは、行きたくない理由の分け方や声のかけ方を扱っていて、「今朝、親は何から決めればいいか」「休ませた次の日からどう動くか」「仕事がある日はどうするか」は後回しになりがちです。そこで、休ませた日に制度の上で何が起きて何が起きないかという基本を押さえたうえで、朝の段取り、学校への短い連絡、親の動ける条件ごとの分け方、翌朝・一週間・30日の節目、公的な窓口まで、文部科学省・法務省・こども家庭庁の資料で確かめながら順番に整理しました。声のかけ方や理由の探し方は、このサイトでは扱いません。

先に答え

今日休ませるかどうかは親が決めてよく、休ませても制度の上では欠席が1日記録されるだけで、それ以上のことは何も決まりません。調査でいう「不登校」は年度の間に連続または断続して30日以上欠席した場合(病気や経済的な理由などを除く)の数え方で、進級や出席扱いの判断は校長がします。今朝やることは、学校に欠席を短く伝えることと、親自身の今日の段取りを決めることの2つです。

これまでに休んだ日数を数えておきたいときは、欠席日数カウンターで年度の合計を出せます。

2026年10月時点の制度で確かめています

目次

学校を今日休ませても何も決まらない

今日休ませるかどうかは、親が決めて構いません。休ませた日に学校の側で起きるのは、その日の欠席が記録されることで、その1日で呼び名が変わるわけではありません。

「行きたくない」と言われた朝に親が迷うのは、休ませる判断がこの先の何かを決めてしまいそうに感じるからです。けれども、学校の出欠は1日ずつ記録され、今朝の1日はその年度の欠席日数に加わります。ただ、その1日で呼び名や扱いが決まるわけではありません。調査の「30日」も、国が年度ごとの人数を数えるための物差しです。だから今朝の判断は、「今日1日をどう過ごすか」の判断として切り分けて考えられます。

いまの状況に近い行だけ読んでください。小学生と中学生では、学校とのやりとりの窓口が少し違うので、右の2列で分けています。

いまの状況 今日やること 小学生の家で決めておくこと 中学生の家で決めておくこと
今朝はじめて言われた 休ませるか決めて、欠席だけ伝える 連絡帳・アプリ・電話のどれで伝えるか 部活がある日は、顧問への連絡を担任に頼めるか
数日続いている 毎朝の連絡の仕方を担任と一度決める プリントや連絡帳をどう受け取るか 教科ごとの課題や提出物を誰に聞くか
休みと登校をくり返している 出欠を日付で家でも残しておく 遅れて登校する日の連絡の仕方 学校の行事やテストの予定を確かめておく
年度の欠席が30日に近づく 担任と話す時間を取り、相談先を1つ知る 担任と面談する日を決める 担任や学年の先生と面談する日を決める

表の右の2列は、学校によって決まりが違います。どの方法が使えるかは、担任に「この方法で連絡してもいいですか」と一度聞けば分かります。

休ませるかどうかを決める物差しは、家ごとに違ってよいものです。熱や体調が分かっている日は、その体調で決められます。体調は分からないけれど行きたくないと言っている日は、今日1日を家で過ごすか、遅れてでも学校に行くかを、その日の家の事情と合わせて決めることになります。どちらを選んでも、学校の側で今日起きることは、欠席か遅刻の記録が1つ増えることで、それ以上は何も決まりません。

たとえば、今朝はじめて言われて休ませた場合と、数日続いていて休ませた場合で、今日の学校への連絡は同じ「今日は休みます」で足ります。違うのは、数日続いている場合には、明日以降の連絡の仕方を担任と一度決めておくと朝が楽になる、という点だけです。休みと登校をくり返している場合も、その日ごとに事情を説明し直す必要はありません。

一度休ませたら明日も行かなくなるのでは、という心配は、この記事では予測しません。予測できることではないからです。代わりに、明日の朝また同じことを言われたときの段取りを、下の「節目」の項で決めておきます。

行きたくないと言われた朝に決める3つ

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朝の時間の中で親が決めることは、休ませるかどうか、学校への連絡、親自身の今日の段取り、の3つだけです。この順番で1つずつ決めれば、朝の慌ただしさの中でも決めきれます。

朝が苦しくなるのは、この3つと、それ以外の考えごとが一度に押し寄せるからです。なぜ行きたくないのか、この先どうなるのか、誰かに責められないか、といったことは、朝の短い時間では答えが出ません。答えが出ないことを朝のうちに抱えると、目の前の3つが決まらないまま出かける時間が来てしまいます。朝は3つに絞り、ほかのことは今夜以降に回して構いません。

朝に決めることは、この順番で3つ
  1. 1休ませるか決める今日1日の判断として
  2. 2学校に欠席だけ伝える理由の説明は要らない
  3. 3親の今日の段取りを決める仕事・家にいる人・連絡役

1つ目の「休ませるか」は、上の項のとおり、今日1日の判断です。朝の3つの順番は、休ませるか登校するかのどちらを選んでも同じです。遅れて登校する場合は、遅れて行けるかを学校に聞くところから始められます。

2つ目の「学校への連絡」は、欠席を伝えるだけで足ります。連絡の文例は下の「学校への連絡」の項にあります。理由が分からなくても、連絡はできます。

3つ目の「親の段取り」は、仕事に行くのか、誰が家にいるのか、学校への連絡は誰がするのか、を決めることです。共働きの家・ひとり親の家・きょうだいがいる家で分け方が変わるので、下の「仕事がある朝」の項で分けています。

たとえば、親が家を出る時間が近い朝なら、学校への連絡と職場への連絡のどちらを先にするかを最初に決めておくと、慌てずに済みます。始業前に学校へ欠席を伝え、そのあと職場に遅れるか休むかを伝える、という順です。反対に、親が在宅で仕事をする日や休みの日なら、学校への連絡を済ませてから、その日の自分の予定を組み直す、という順になります。どちらの朝も、決めることの数は3つで変わりません。

朝の3つが決まったら、今日の分の判断はそれで足ります。理由や先のことは、担任や相談先に話す時間に回して構いません。

「30日」は調査の数え方で学校の判断ではない

学校に行きたくないと言われると、「何日休んだら不登校になるのか」が気になります。その「30日」は、文部科学省の調査が人数を数えるときの物差しで、学校が子どもについて何かを決める線ではありません。

文部科学省の調査では、年度の間に連続または断続して30日以上欠席した児童生徒のうち、病気や経済的な理由などによるものを除いたものを「不登校」として数えています。続けて休まなくても、その年度に休んだ日を合わせて数えるのが特徴です。35万4千人(令和6年度)という人数も、この数え方で集めた結果です。

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」

この数え方が決まっているのは、全国の学校に同じ物差しで数えてもらい、年ごとの人数を比べられるようにするためです。調査の定義は、人数を数えるための物差しです。定義から読み取れるのは、次の3つです。

  • 日数は年度ごとに数える
  • 続けて休んでいなくても、休んだ日を合わせて数える
  • 病気や経済的な理由などによる欠席は除かれる

進級できるか、休んだ日を出席扱いにできるか、といった学校の中の扱いは、この調査とは別の話です。進級や出席扱いの判断は校長がします。出席扱いの条件は、学校と話す段階になってから読めば足ります。

たとえば、年度の初めから休みと登校をくり返している子の場合、続けて休んだ日が少なくても、合わせた日数が年度の途中で30日に近づくことがあります。反対に、年度の終わりに近い時期に行きたくないと言い始めた子の場合、その年度の日数は30日に届かないまま新しい年度に入ることもあります。どちらの場合も、数字の上での扱いが違うだけで、親が今日やることは変わりません。

30日の数え方そのものは、何日休んだら不登校になるかの記事でくわしく扱っています。

学校への連絡は短くてよい

家の電話

学校への欠席の連絡は、休むことが伝われば足ります。行きたくない理由を説明しなくても、欠席の連絡としては足ります。

連絡を短くしてよいのは、朝の欠席の連絡の役目が、学校が「今日この子は来ない」と知ることにあるからです。理由を説明しようとして言葉を探しているうちに連絡が遅れるより、短くても届くほうが、欠席の連絡としては足ります。熱があるなど分かっている体調があれば添え、分からないことは分からないままで構いません。

連絡の手段は学校の決まりに合わせます。朝の電話か、連絡帳・学校のアプリになることが多いので、2つの場合の短い文例を置いておきます。

電話のとき

「◯年◯組の◯◯の父(母)です。今日は欠席します。明日の朝、またご連絡します。」

連絡帳・学校のアプリのとき

「◯◯は今日、学校をお休みします。次の連絡は明朝いたします。」

担任から「何かありましたか」と聞かれた場合は、「本人が今朝、行きたくないと言っていて、家で様子を見ています」とだけ伝えれば足ります。理由をその場で作って答える必要はありません。担任に伝えておきたいことがあれば、朝の連絡とは別に、面談の時間を取ってもらえます。

たとえば、仕事で朝早く家を出なければならない場合は、家にいる家族が連絡してよいかを一度担任に聞いておくと、朝の負担が減ります。何を伝えれば足りるか、担任がいないときは誰に伝えるか、連絡したことをどう残すかは、学校への欠席連絡の伝え方の記事で手段ごとにまとめています。

文例は、言いやすい言葉に変えて構いません。欠席することと、次にいつ連絡するかの2つが入っていれば、朝の連絡としては足ります。

仕事がある朝は親の段取りを先に決める

仕事がある朝は、子どもの今日の過ごし方より先に、親の側の段取りを決めると迷いが減ります。誰が学校に連絡するか、誰が家にいられるか、職場にどう伝えるか、の3つです。

親の段取りを先に決めるのは、子どもの側のことは朝のうちに答えが出なくても、親の側のことは朝のうちに決めないと一日が回らないからです。職場への連絡が遅れると、そのことがまた朝の焦りを大きくします。先に段取りが決まれば、子どもとのやりとりに使える時間も分かります。

家の状況によって、段取りの分け方は次のように変わります。

家の状況 学校への連絡役 家に大人がいられない日の考え方
共働き その日に家を出るのが遅いほう、または決めておいたほう どちらかが休むか在宅にするか、祖父母など頼れる人がいるかを決める
ひとり親 親本人。出勤前に連絡できる方法を学校に聞いておく 頼れる家族がいるか、学校の中で過ごせる場所があるかを学校に相談する
きょうだいがいる 連絡役は親。きょうだいに手紙を預けられるかは学校に聞く 上の子・下の子の登校や登園の段取りを先に済ませる
祖父母と同居・近くに住む 連絡は親から入れ、家にいる人を学校に一度伝えておく 日中を見てもらえるかを、その日の朝に確かめる

連絡役の決め方は、学校への欠席連絡の伝え方の記事で扱っています。家に大人がいられない日が続きそうなときは、遅れて登校する、学校の中の別の部屋で過ごすといったことができるかを、学校に相談できます。できるかどうか、どう扱うかを決めるのは学校です。

たとえば、ひとり親で今日どうしても休めない仕事がある場合は、まず学校に欠席を伝え、そのうえで頼れる家族に連絡し、それが難しければ、明日以降のために「家に大人がいられない日があります。学校で過ごせる場所はありますか」と担任に聞いておく、という順になります。きょうだいがいる家では、ほかの子の登校や登園を先に済ませてから、行きたくないと言っている子と話す時間を取るほうが、朝の流れが崩れにくくなります。

家族の中で、休ませることに反対の声が出ることもあります。そのときも、今朝の判断は今日1日のこととして決め、家族とは夜に話す、という分け方ができます。制度の上で今日1日の欠席が何も決めないことは、家族と話すときの材料にもなります。

休んだ日の学習と配布物は学校とつなげる

窓際の机

休んだ日の学習やプリントは、家だけで抱えずに、学校から受け取る方法を担任と決めておけます。家で何をどこまでやるかを親が一人で決める必要はありません。

学校とつなげておくと楽になるのは、休んだ日の授業の進み具合や、提出物の期限を知っているのが学校だからです。家で教材を探して進めようとしても、学校で何が進んでいるかが分からなければ、どこから手を付ければいいか迷います。受け取る方法さえ決まれば、休んだ日の分は学校からの配布物を見て考えられます。

担任と決めておけることは、たとえば次のとおりです。

  • プリントや配布物を、いつ・どうやって受け取るか
  • 宿題や課題が出たときに、どう知らせてもらうか
  • 学校の端末やアプリで届く連絡や課題があるか
  • 遅れて登校する日や、途中から登校する日の連絡の仕方
  • 授業の一部だけ出る、別の部屋で過ごすといったことができるか

遅刻や途中からの登校、別の部屋で過ごすといったことができるかどうか、それを出欠の上でどう扱うかは、学校が決めます。休んだ日を出席扱いにできるかの判断も校長です。家の側からは「こういうことはできますか」と聞くところまでで足ります。

たとえば、小学生で連絡帳のやりとりがある場合は、近所の子やきょうだいに預けられるか、親が放課後に受け取りに行けるかを聞くことになります。中学生では、教科ごとに課題が分かれていることが多いので、「課題はどの先生に聞けばよいですか」と担任に一度聞いておくと、そのあとのやりとりが散らばりません。

休んだ日の学習を家でどう進めるかは、子どもの様子や家の事情でも変わります。まずは学校から受け取れるものを受け取る、というところから始めれば、家で決めることは少なくて済みます。

行きたくないが続くとき節目ごとにすること

行きたくないという日が続くときは、翌朝・一週間ほど・年度の欠席が30日に近づくころ、の節目ごとにやることを決めておくと、毎朝ゼロから考えずに済みます。

節目で分けるのは、続く日数によって、学校と相談しておくと楽になることが変わるからです。翌朝は今朝と同じ段取りを繰り返せば足りますが、一週間ほど続けば毎朝の連絡の仕方を見直したくなり、30日に近づくころには学校と話す時間や相談先が必要になってきます。先に節目を決めておけば、「いつ学校に相談すればいいか」で迷う時間が減ります。

節目 学校とすること 家ですること
翌朝 今朝と同じように欠席か登校かを伝える 今朝の連絡の日付と手段を書き留める
一週間ほど続いた 毎朝の連絡の仕方とプリントの受け取り方を担任と決める 出欠を日付で残し始める
年度の欠席が30日に近づく 担任と面談の時間を取り、学校での過ごし方の選択肢を聞く 相談先を1つ選んで電話してみる

翌朝もまた「行きたくない」と言われた場合は、今朝と同じ3つの順番で決めれば足ります。毎朝の連絡そのものが負担になってきたら、毎朝の連絡の仕方を担任と一度決めておく、という選び方があります。

続くときは、節目ごとに1つずつ
  1. 1翌朝今朝と同じ3つの順番で決める
  2. 2一週間ほど連絡の仕方を担任と決める
  3. 330日に近づく面談の時間を取り、相談先を知る

担任と面談するときは、何の話をする場かを先に聞いておくと、持っていくものや聞きたいことを用意できます。面談で決めておくことと持っていくものは、担任との面談で決めることの記事にまとめています。

たとえば、休みと登校をくり返していて、一週間のうち何日かは行けている場合も、節目の考え方は同じです。合わせた日数が増えてきたら、担任と一度話す時間を取ります。反対に、一日休んだだけで次の日から登校した場合は、今朝の連絡を書き留めておくだけで足ります。どの場合も、節目ごとにやることは1つずつで、まとめて片付ける必要はありません。

体の様子や気持ちは別の窓口へ

朝になるとお腹が痛い、起きられない、泣いて嫌がる、といった体や気持ちの様子が何から来ているのかは、家で見て決められることではないので、この記事では扱いません。学校医・小児科・スクールカウンセラーへ相談してください。

このサイトがここを書かないのは、体や心の見立ては、子どもを実際に見る専門の人でないと誤るおそれがあるからです。ネットの記事で「このサインなら休ませる」「こう声をかける」と書かれていても、それが目の前の子どもに当てはまるかは、記事からは分かりません。理由を聞き出したほうがいいのか、嫌がっても行ったほうがいいのか、といった迷いも、同じ理由で一般論では答えられません。

相談するときに役に立つのは、いつから、どんな朝に、どんな様子だったかの記録です。様子をくわしく書き込む必要はなく、日付と「お腹が痛いと言った」「布団から出なかった」といった短いメモで足ります。小児科やスクールカウンセラーに話すときに、日付があると話が進みやすくなります。

24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)は、文部科学省が案内する窓口で、夜や休みの日もつながり、子ども本人もかけられます。親に言いにくいことがあっても、子どもが自分で話せる場所があることは、親が知っておいて損はありません。

たとえば、体調のことが気になる朝が続いている場合は、まず小児科やかかりつけの医師に相談し、学校での様子も含めて話したいときはスクールカウンセラーに相談する、という順で考えられます。在籍している学校にスクールカウンセラーがいるか、どうすれば話せるかは、担任か学校の窓口に聞けば分かります。

体や気持ちのことを専門の人に預けておくと、親が朝に決めることは、休ませるか・学校への連絡・自分の段取りの3つに戻ります。

親が今日電話できる公的な窓口

誰に相談すればいいか分からないときに、今日、電話や問い合わせができる公的な窓口があります。行きたくないと言われた初日から使えて、学校に話す前でも構いません。

  • 24時間子供SOSダイヤル:0120-0-78310(文部科学省が案内する窓口。夜や休みの日もつながる。子ども本人もかけられる)
  • 子どもの人権110番:0120-007-110(法務省。平日8時30分〜17時15分・無料。子どものことで悩む大人もかけられる)
  • 児童相談所相談専用ダイヤル:0120-189-783(こども家庭庁。無料)
  • 教育支援センター(適応指導教室):自治体(市町村など)の教育委員会が置く公的な場。名称・場所・申込方法は市町村で違う。費用がかかるかどうかも、市町村の教育委員会に確かめる
  • スクールカウンセラー:在籍している学校に、話を聞いてもらえるか問い合わせる

※教育支援センターの名称・場所・申込方法は自治体で違います。お住まいの市区町村で確認してください。

窓口がいくつもあるのは、それぞれ受け持つ範囲が違うからです。今朝のことを今日のうちに誰かに話したいなら、電話の窓口が向いています。学校とのやりとりの進め方を学校の外で相談したいなら、教育委員会に教育支援センターや教育相談があるかを聞きます。学校の中の人に話を聞いてほしいなら、スクールカウンセラーです。

迷うときは、次のように選ぶ方法があります。

  • 夜や休みの日にもつながる窓口を、子ども本人にも知らせておきたい:24時間子供SOSダイヤル
  • 学校の外の公的な窓口に話したい:子どもの人権110番
  • 学校とのやりとりの進め方を学校の外で相談したい:市町村の教育委員会

たとえば、教育委員会に電話する場合は、「子どもが学校に行きたくないと言って休んでいます。教育支援センターや教育相談はありますか。親だけで相談できますか」と聞くと、名称や場所、相談の仕方を確かめる手がかりになります。窓口ごとの違いと、電話の前に手元に置いておくものは、どこに相談できるかの記事にまとめています。窓口の一覧は相談できるところにもあります。

出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」/法務省「子どもの人権110番」/こども家庭庁「関連サービスの相談窓口」/文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」

学校と出席の扱いを話す段階に進むなら → 出席扱いの要件と誰が決めるか


よくある質問

学校を今日休ませるかは、親が決めていいのですか?

今日休ませるかどうかは、親が決めて構いません。休ませた日に学校で起きるのは、その日の欠席が記録されることで、それ以上のことが自動で決まるわけではありません。休ませると決めたら、学校に欠席だけを短く伝えれば足ります。

学校を休んだ方がいいサインはありますか?

体や気持ちの様子から休ませるかどうかを見立てることは、家で見て決められることではないので、この記事では扱いません。学校医・小児科・スクールカウンセラーへ相談してください。相談するときは、いつからどんな様子だったかを日付で残しておくと話が進みやすくなります。

小学校の低学年でも、行きたくないと言うことはありますか?

学年ごとの人数はこのサイトでは扱っていませんが、文部科学省の調査で数えられている35万4千人(令和6年度)には、小学生も中学生も含まれています。学年が低くても、学校への欠席の連絡と公的な窓口の使い方は同じです。小学生の家では、連絡帳やプリントの受け取り方を担任と決めておくと、そのあとが楽になります。

休んだ日は、家でどう過ごせばいいですか?

家での過ごし方の良し悪しは、このサイトでは書いていません。学習については、プリントや課題を学校から受け取る方法を担任と決めておけば、家で一から考えなくて済みます。日中の様子で気になることがあれば、スクールカウンセラーに相談できます。

明日の朝もまた行きたくないと言われたら、どうすればいいですか?

今朝と同じく、休ませるか決める、学校に伝える、親の段取りを決める、の3つの順番で足ります。一週間ほど続いてきたら、毎朝の連絡の仕方とプリントの受け取り方を担任と一度決めておくと、朝の負担が軽くなります。

遅刻や途中からの登校はできますか?

遅れて登校する、途中から授業に出るといったことができるかどうか、出欠の上でどう扱うかは、学校が決めます。担任に「今日は遅れて行くことはできますか」と聞くところから始められます。

このまま行けない日が続いたら、進級できなくなりますか?

進級や出席扱いの判断は校長がします。調査の「30日」は人数を数えるための物差しで、30日以上になったら進級できなくなる、と決まっているわけではありません。日数が気になってきたら、担任と面談の時間を取り、学校での扱いを直接確かめられます。

今日できることは1つ、学校に「今日は休みます」とだけ伝えることです。理由の説明も、先のことの約束も、今朝の連絡には要りません。

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この記事を書いた人

不登校のしおり編集部です。不登校にまつわる学校の制度と手続きについて、法令や省庁・自治体の公式資料を原文で確かめ、確認日を添えてまとめています。

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